景気と物価上昇と賃上げ

タイトルの三つは本来連動するんですよね。

景気がよくなると給料が上がる。
お金が手に入るから消費が増える。
消費が増えるとみんなが欲しがると言うことなので物価が上がる。
物価が上がると企業の収入が増えるので、、、
と言うのが理想のスパイラルですね。

でも今の好景気って微妙にずれているんですよね。

景気が良くなったけど企業の収入はなんとか赤字にならなくなった、だから給料はあまり上げたく無い。
少しだけ給料は上がったけど消費税分上がったかどうか、、、物価上昇の分買える物が減る。
消費が増えないから企業の収入もあまり増えない、、、

スパイラルになっていませんね。

さて、今の政権では先日の法人税減税を引き続き拡大しようとしていますね。
財政健全化の為消費税も上げなければなりません。
消費増税に伴う低減税率も議論されていますが、範囲を巡って駆け引きが続いています。
産業活性化の為残業の評価ではなく、生産性の向上を評価して賃金を上げるように仕組みを変えようともしていますね。
世界的に関税を下げて輸出を増やすためTPPも進めています。
全部できれば景気は上向き税収が増え、給料も上がり、国民生活バラ色です。

本当に?

法人税減税の恩恵は一部大企業のみで、その下請けはコスト削減圧力で物価上昇分を吸収出来ず苦しんでいます。
赤字の企業には法人税減税は役に立ちません。
消費増税で財政健全化しましたか?
8%にしたのに支出が増えて財政難は悪化の一途です。
残業代を払わない代わりに成果を正しく評価する。
できますか?自衛隊でもパワハラで自殺者が出たり、どこぞの代議士は政務調査費を流用し、言い訳は小学生レベル。
一般企業でもブラック企業だブラックバイトだ言われる企業がある中で、適正な評価なんか期待できますか?
まずはこうしたことが無くなる、厳しい罰則を適用するなどして、一掃してからじゃ無いですか?
関税を下げて輸出を増やす。
残念ながら円安になったのに貿易赤字です。
どう言うことですか?
これで輸出本当に増えますか?

はてさて、どのようになるんでしょうかね、、、

いじょ

BGM:オトナルホウヘ→ song by Goose house

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